事前にナショナルレールのサイトで調べても出てこなかった
「Cheap Day Return」のチケットをダメ元で
窓口でオーダー。
あっさり買えちゃった(笑)
メモ帳にスペルを書いておいて
見せながら窓口で、ダメ元で言ってみたの。
普通にヴィクトリアからイーストグリンステッドまで買うと
片道9ポンドちょいするんだけれど、
このチケットなら、なんと11.9ポンドで、オフピーク(9:30〜16:30くらい?)時間、
半径80キロ以内エリアであれば往復使えるという便利チケット。
ほぼ片道分じゃ〜ん!!!
で、9:30以降の電車が9:50頃にあったので
それまでに腹ごしらえ!
イギリスの伝統的朝食をいただいてみました。
こちら!
なんとこれで3.2ポンド! 安っ!!!
焼いたトマト、美味しかったー◎
満腹になったところで、9:40。
そろそろ電車も来ているかな、とホームへ。
こちらが今回のナショナルレールの車体。
田舎町に行くのにぴったりのかわいらしい電車!!
不思議なことに、同じ車両に「Firstclass」の席がある。
見てみたけれど、ほとんどかわらない。
時間になり、ゆっくり電車が動き出し、いざハートフィールドへ!!!
こちらが今回のチケット。
行きのチケットと、帰りのチケットにわかれている。
一時間ほど電車に揺られて
やってまいりました! East Grinstead駅〜〜〜♪
が。
ここからHartfield行きのバスに乗るのだけれど
なんと……
45分後orz
もう一本後の電車の方がぴったりでした。
ま、駅の近くなので大きなスーパーもあるし
ちょっくらお買い物でもしてランチをゲットしておくとするか〜。
スタバもあった。
フランスでハマってしまったパン・オ・ショコラとお水。
しめて1.5ポンドくらいだったかな。安いランチ。
スーパーから出て、バス停に戻ったら
日本人の女の子が一人。
同じ場所にいくのかな〜、と思いながらも様子見。
この写真を撮ったりしていたらバスが。
バスの運転手に
「あい うぉんと とー ごー とー はーとふぃーるど」
と、中学生の時に習ったような英語で伝えると
「あと3分後にくる電車に乗んな!」
的なことを言われる。
工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェΣ(゜Д゜ノ)ノ
だってこのバスの番号じゃん!
と、思いつつも、素直に従う←理由を聞けるほど英語力はない(というよりそもそも英語力は皆無だが)
しかし3分後にもバスはこない。
さっきの日本人女子はどこかへ消えた。
ううむ。ミステリー(笑)
さらに数分待つと、さっきのバスと同じ番号のバスが来たので
同じことを言うと、今度は
「こっちに戻ってくるの?」
そう聞かれた。
「もどってくるよ、今日」
というと、往復チケット(3ポンドちょい?)を出してくれた。
たぶんちょっと安い。おそらく。
チケットというよりも、レシートでこれが支払い済みの証に。
なので、帰りまで持っていないとだめなの。なくさないように!
バスの中は普通ね。
向かい合わせの席。
最初に向かいに座ったおじいさんが降りるときには
笑顔で挨拶してくれた。
次に座ったおばあちゃんは、
挨拶に応えてくれなかったなー、と思ったら
降りた後こちらを見て、手を振ってくれた!
こういうのって嬉しいね。
あ、ちなみにこのあたりまで来ると
ほとんど白人、純えげれす人って感じです。
このバスに揺られること30分。
キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!
Hartfieldです!!
田舎町って感じ♪
こちらが、プーさんファンの聖地「POOH CORNER」。
なんと、この入り口にさっきの日本人女子が!!
工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェΣ(゜Д゜ノ)ノ
いっ、いつの間に?!
ううん、ミステリー。
中はおみやげ物屋さんになっている。
さっきの女子に話しかけてみた(よっぽど気になっていたらしい)
「どうやってここへ?」
「あ、タクシーで。もう待ってらんなくって」
なるほど。
彼女はそのままお買い物。
私は、というと……カフェもある。ので。
スコーン食べてみた。
美味しかった。
食後、お店を出て、帰りのバスの時間をチェック。
ちょwww
14:55のあと、15:00台がないんですがwww
それ以降だとオフピークチケット使えなくなる可能性があるので、
この時間のバスで帰るしかないなー。
田舎町をポテポテ歩きながら、
手元の地図を見て「プーの橋」まで歩くことに。
こちらは旧郵便局。
家とか庭がいちいちかわいい◎
と、さっきの女子がバス停の方から歩いてくるではないか!
どうしたのかと思ったら、
プーの橋を探していたけれど、道を間違えて
逆方向に行ってしまった模様。
私、地図があるよ、ということで
二人旅になりまして。
二股の道も、たぶんこっちじゃね? なんて言いながら
歩いて、これっぽいが本当か? という道を発見!!
いぶかしんでいたら、その道を掃除しているおじさんが
「プー行くならここであっているよ」
的なことを言ってくれた!!!
ヽ(´∀`)ノワーイ
言われたとおり、その道を進むと……
おおおおおお!!!
日本語(笑)
わかるかな。鍵がプーさん。
ここを超えていくのです。
すっごく気持ちの良さそうな道だ!!!
あっ! お馬さん!!
なんでこの子だけカバー(上の写真の赤いヤツね)かけてないのかしら。
近づいても全然動じず、シャッター切るまでじっとしててくれました。
わかっている子(*´・ω・)人(・ω・`*)ネー
さらに奥に。
なんだか小さいときの冒険みたい!
「この道で良いのかしら?」
と、不安になる頃、きっちり登場するフットパス。
こちらの気持ちをわかっているのか?!
右側の写真。奥に柵があるの、見えるかな。
こういう柵が何度もあって、そこを通り抜けていくの。
扉になってる。
フランスの帰りも思ったんだけれど、
大きな山があまりない(丘はあるけれど)からか
地平線が見えるんだよね、こっちって。
そして次の柵……と、思ったら
んんん?!
こ、これはもしや、
俺の屍を超えていけ
この柵を乗り越えて行け、系?
一緒にいた日本人女子も
「これって乗り越え系ですよね?」
と笑ってる。
そうそう、彼女は大学四年生の留学生。
12月までこちらにいるそう。
バス停にいた私を見て
地元にいる日本人だと思ったみたい。
パンと水を手にしていたからか!?
この柵を越えたら……
こんな大平原が待っていた!
奥に見える森が100エーカーの森。
あちらはさすがに遠いので自動車じゃないと無理。
こういう時に免許が欲しくなるわぁ。
緑の絨毯の右側、なんとなく道ができているのがわかる?
ここ、緩やかな坂なんだけれど
その先にはまたしても、乗り越え系の坂。
乗り越えてみた(笑)
まるでトトロが出てきそうな道。
あれ?
どなたかのお家かしら?
あ、矢印だったのね◎
リスさんが住んでいそう!!!
ついに!!
橋が見えたー!!!
説明書きにプーさんの橋ってかいてある!!
一人じゃないと写真を撮ってもらえるね♪
ここの橋は、プーさんが橋の上流側から小枝を落として、
橋の逆側から出てきた小枝に
「おかしいな、僕はあっちから落としたはずなのに、こっちから出てきたぞ」
と言った場所。
静かで、平日だからか私たち以外誰もいなくて
気持ちがとっても良かったです。
しばらくここでスケッチをして、
二人で戻ることに。
少し戻ると、
お家のお庭に、あこがれの木の枝からブランコ、が!
これ、絵本とか漫画とか童話とかでは見たことあるけれど
生ではなかなか見ない!
しかも、このイギリスの風景に溶け込みすぎ(笑)
さっきの平原に抜ける扉。
この平原と青い空を見て、
思わず寝ころんだ私たち。
緑が覆い被さってきそう!!
空が青くて泣けてくる。
虫の目線になってみたり。
雲にのって旅をしてみたくなったり。
このなんとなく道ができている丘を登っていく。
振り返ると俺がいるずいぶん登ってきたのがわかる。
段ボールでザザーってしたい!!
歩いている道々にベリーの実とかがあるので
ちょこちょこおやつ代わりに食べる二人。
なつかしいでしょ? オンコの実。
小さい頃よく食べたわー。
こうして歩きながら、実を食べていると
「小学校の下校途中みたいだね」
なんて話が自然に。
子供の頃はこうして
いろんなものを口にしながら、遊びながら
家に帰ったなぁ、と懐かしく。
途中日本人の声が聞こえたと思ったら、
私たちが最初に不安に思った地点に
日本人女子三人組が!!
「こっちの道であってますよー。結構先だけれど、フットパスがあります」
と、伝えたら三人とも
「よかったー」
なんてほっとしていた。
手元にはプーコーナーで1.5ポンドで売っていた地図。
買おうか迷って、結局買わなかったけれど、
役に立っていなさそうなので、買わなくて正解かも。
最初のゲートに到着し、一般道へ。
こんな自動車も田舎町にあると妙にかわいらしく見える◎
ここからバスに乗り、イーストグリンステッド駅へ。
さらばハートフィールド。
次回は自動車で来たいな。
彼女もヴィクトリア駅まで行くので
電車も一緒に。
やっぱり旅は道連れ、一人より二人の方が楽しいね。
そうそうランチで買ったパン、
スコーンを食べてたので、残ってたから車内で食べました。
車内から虹が。
明日も良いことありますように◎
今日のお土産。
森の中の自然を少しわけてもらってきました◎
- 2010.10.19 Tuesday
- 旅:海外
- 16:21
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- by てんて